キムチは李朝時代の初期(西暦1400年前後)の頃、塩水に野菜を漬けただけのチムチェが始まりだと言われています。
その頃には唐辛子はまだ使われていませんでした。
唐辛子は16世紀に南米からヨーロッパに伝わり、キムチに利用されるようになりました。
19世紀には中身がぎっしり詰まった白菜(結球)の栽培が普及し、同時に動物性食材も使われるようになっていったと思われます。
韓国では、農耕を生活の基本として野菜を好んで食べ、水産物を優れた塩蔵技術で貯蔵し、薬味として利用しました。そして白菜(結球)が広く栽培されていた事等があって、
キムチが発達していったと思われます。
様々な素材の良い所が集まって作られるキムチは、今では健康食品の代表とまで言われています。
キムチは熟成の過程で乳酸菌が発生する発酵食品です。
乳酸菌はヨーグルトのように腸内の酸度を下げ、有害細菌の増殖を抑え、整腸作用を促します。
また肥満、高血圧、糖尿病、消化器系癌など、成人病予防にも効果があるのです。
でも、人間にとって良い働きをしてくれる乳酸菌も、体内では長く生きることができません。
だからキムチを毎日食べることは、身体のためにもとても良いことなのです。
さらに、キムチは洗わずに食べるので、乳酸菌をより効果的に体内に取り込むことができます。
そして肉類などの酸性食品の食べ過ぎによって血液が酸性化し、それによって起こる酸中毒症を予防してくれます。
身体にやさしい低カロリー食品の代表選手!
食物繊維を多くを含み、糖やコレステロールを下げて成人病の予防やダイエット食品として、美容と健康に大いに役立ってくれるのです。
ビタミンたっぷりのキムチは野菜や副材料が持つミネラルなど、多様な栄養成分が含まれています。
特に注目できるのは、野菜にはないビタミンB、ニコチン酸類が醗酵と共に生産されることです。
総合健康食品として、コチュジャンと共に韓国人のスタミナ源だといわれています。
キムチが熟成するに従って増加する乳酸菌はヨーグルトのように腸内の酸度を下げて有害菌の育成を抑制、
又は死滅させる調整作用を持っています。
新陳代謝の活性化と栄養上の均衝を保つ効能も持ち合わせています。
キムチの味と栄養は熟成温度や保管温度によっても変わります。
大体、摂氏2度〜4度の状態で2〜3週間熟成させたキムチがもっとも美味しく、栄養価も一番高いと言われています。(一般的なキムチの場合)